ラテックスの正しい使い方
1.作業前に作業環境を整えましょう。
  換気の良い場所で材料、道具をきちんと揃え、手袋・マスク・保護眼鏡等を着用
  するようにしてください。作業場所には新聞紙を敷き、その上からビニール袋を
  敷いて他の場所にラテックス等がとばないようにしましょう。

2.計量はきちんと行い、カクハン不足にならないよう容器の底や側面からしっかり
  均一にまぜることが重要です。
  ただし、いきおいよく混ぜると気泡がたくさん入ってしまうのでご注意ください。
  
3.万一、誤って飲んだ場合は多量の水を飲み出来るだけ吐き出し、目に入った場合
  は水で15分位洗い流し、ただちに医師の診察をうけてください。

4.ラテックスが皮膚についたときは、ハンドクリームや石鹸水でよく洗ってください。

5.幼児、子供の手の届かない場所に保管してください。
  ご購入後はなるべく2−6ケ月以内に使い切るようにしてください。また、開封後は
  保存期間が短くなりますのでご注意ください。



 
天然ラテックス・合成ラテックスについて

・1液性の樹脂で、ゴムの木の樹皮の内側にミルク色の乳液が流れている管がありま
 す。この樹液がラテックス。天然素材ですから環境にもやさしく、最終的には土に還り
 ます。

・注型用・積層用として使用します。

・硬化は、ラテックスに含まれるエマルジョンの蒸発で硬化します。
 洗濯ものを乾かすときと同じ要領で水分が蒸発してしまったときのことを想像してください。

・専用トナーや染料をまぜて着色できます。



 
積層用」に使ってみる。
簡単なモデルをつかって実際にやってみましょう。
 怪獣の脚にしてみました。
原型製作
木材、発泡スチロール、発泡ウレタン、などを彫刻します。
目止め
発泡ウレタンなど、フォーム状のものは、水性塗料などで目止めをおこないます。
ラテックスにあらかじめ専用トナー、染料をまぜて着色しておきます。
トナー、染料ともに1−2%。(入れすぎないように注意します。)
はけ、ウレタンをはけ状にしたもので1層目の貼り込みをします。
はやく次のステップにいきたいときはドライヤーで温度をあげてください。
2−3層目も同じことの繰り返しです。洗濯物を乾燥させるのと同じ要領ですから、2−3日に
分けて乾燥させた方がいいかもしれません。
作品の完成です。
注意していただくことは、完全に乾燥してから、次の層を積層するようにしてください。
最後に仕上げペイントするときは、完全に乾燥しないうちにペイントしてください。
積層法は、
は虫類や、怪獣などの皮膚感を表現するのに適した表現方法です。
でも、人形やダミーなど、ツルリとした皮膚感を表現するには注型法がむいていると思います。
注型法のノウハウはまた、後日ということで。